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Year 2017 Term canceled Day Tuesday Period 5 Credit 2 Code 115
Course Title Methodologies of Cultural and Social Studies
Major Common Subjects
Program
Instructor(s) Kasai (Coord.)
Purpose & Description

国際コミュニケーション専攻修士課程の選択必修科目のうちの1つである。
文化・社会関係の研究および文化的・社会的背景を重視した言語研究を志す学生のために用意された科目である。
文化・社会研究にはさまざまなアプローチの仕方があり、分野(discipline)によっても、研究対象となる地域(area)によっても、必須となる知識は異なってくる。研究を始めるに当たって、自分が追究しようとしている問題にとって、有効なアプローチにはどのようなものがあるか、身につけるべき知識や技術は何か、それらをどのようなプロセスを経て修得するのか、など研究開始の前提となる理論と実践的な方法論を学ぶことが必要である。
国際コミュニケーション専攻で文化・社会研究を行っている各教員が、それぞれの専門とする研究内容、研究方法を紹介し、研究過程において遭遇する困難や注意点、おもしろさ、醍醐味などを自己の経験を通して語りかける。受講生はその探求のプロセスを参考にして、自ら「調べる」「集める」「考える」「まとめる」「書く」方法を身につける。
このコースでは、第一回目に全体のガイダンスを行い、第二回以降は、各教員がそれぞれの専門分野(discipline)と対象地域(area)にもとづいて、長年の経験から導き出した多様で豊富な活用力を紹介していく。当該分野を専攻する上での基本となる書籍やレファレンス・ブックの紹介なども適宜行う。まだ研究テーマが決まらない人には、どのように課題を設定したらよいかを考えるヒントになるだろう。また、研究を進めるうちには、一見自分の専門と異なるように思える授業から、大きな収穫を得ることもあるが、そうした分野・授業を見つける一助になることも願っている。
最終回は講義担当者が全員参加し、受講生との間で質疑応答とディスカッションをする。オムニバス形式の授業なので、最後に全体として文化・社会方法論の整理・体系化を探るような討論をしたい。討論を通して、研究の姿勢を学ぶことができると同時になによりも研究のおもしろさ、楽しさをみなさんと共有したい。


Schedule

第1回 4月12日 笠井 全体のガイダンス

第2回 4月19日 笠井 「文献資料の利用とその陥穽:「研究の準備」を「研究」と勘違いしないために」

第3回 4月26日 笠井 「文献資料の利用とその陥穽:中国語文献の場合」

(5月3日は休日のため授業なし)

第4回 5月10日 櫻井 「フィールドワーク理論編」

第5回 5月17日 櫻井 「フィールドワーク実践編」

第6回 5月24日 坂部 「戦争・植民地の記憶を調べる:日本の場合」

第7回 5月31日 坂部 「戦争・植民地の記憶を調べる:中国の場合」

第8回 6月7日 サヴェリエフ 「民族・エスニシティ・移民研究へのアプローチ」

第9回 6月14日 サヴェリエフ 「資料調査・アンケート調査の方法」

第10回 6月21日 内田 「アメリカ研究のアプローチ」

第11回 6月28日 内田 「映像資料の分析」

第12回 7月5日 西村 「地域研究の可能性~ラテンアメリカ研究からみえるもの」

第13回 7月12日 西村 「先行研究の少ないテーマへのアプローチ」

第14回 7月19日 全員 学生との質疑応答、ディスカッション


Texts & References

毎回の授業において指示する。


Evaluation

授業への出席・参加度および課題を総合評価する。


Language(s) for instruction & discussion; Others

日本語。原則として、毎回の授業に出席すること。